技術サポート

T-REX 450シリーズ 完全攻略の手引き(1)

  1. 組立に必要なメカについて
  2. パッケージの内容を確認
  3. メインローターヘッドの組立
  4. メインフレームとパワーシステムの組立
  5. テールローターの組立
  6. メカの取付及び調整
  7. 飛行前の調整

1. 組立に必要なメカについて

はじめに、コンボキットに含まれていない、組立に必要なメカ関係について概説します。 以下、T-REX 450SEを例にしますが、特に断らない限り450XLでも基本的に同じです。

プロポ(送信機)
6チャンネルのヘリ専用デジタルプロポならどれでも使えます。ただし、古い機種ではアイドルのセッティングが少し不便な場合があるかもしれません。新しく購入するならば、ご予算の許す範囲でできるだけ新製品の高性能機種をお奨めします。
日本の代表的なプロポメーカーであるフタバとJRから小型電動ヘリ専用の新型プロポが、小型受信機、マイクロサーボ、ジャイロとともに発売されています。これらの新製品であれば、T-REX 450SEの性能を最大限に引き出すことができます。
現在、市場のプロポの大半はデジタルタイプになっています。これらのプロポでは、すべてのコマンドは内部のマイクロプロセッサーが計算して信号を受信機に発信します。パイロットがレバーを操作すると、サーボがセッティングされている値に従って機能します。
受信機
6チャンネル以上の受信機を使用してください。すでに保有している受信機があるなら、新しく購入する必要はありません。
サーボ
マイクロクラスの小型サーボ3個。
長さ:23mm 以下、幅:12mm 以下
出力トルク:1.0kg・cm 以上
スピード:0.15sec/60°以下
3Dスタント飛行で墜落するとサーボのギアが壊れることが多いので、HITECH 社の HS-65MG など、メタル製のギアセットを採用するサーボをお奨めします。これからメタル製ギアセットを採用するサーボが、他のメーカーからも相次いで登場するものと思われます。
ラダーサーボ
出力トルク:1.5kg・cm 以上
スピード:0.12sec/60°以下
ラダーサーボはスピードを要求されます。
ジャイロ
フタバ GY401など、高性能のヘッドロック式ジャイロをお奨めします。

上記はあくまでも現時点の経験的な推奨で、必ずしもそれに拘る必要はありません。経験を積んだRCヘリ愛好者なら、自分なりの好みで組み合わせを楽しむこともできるでしょう。

topに戻る